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離婚調停について 2
前回の続きです。

離婚調停は家庭裁判所を通じた「話し合い」の場です。
ただし「話し合い」と言っても、
当人同士が顔を合わせて直接話をする訳ではありません。

調停の手続きに参加するのは当事者である夫婦(とそれぞれの代理人)の他、
裁判所の調停官(裁判官)1人、調停委員の男女各1人です。
調停委員は裁判官ではなく裁判所外部の有識者が務めており、
法律の専門家もいるし、そうでない委員もいます。
調停官も調停委員も担当制ですが、
申立の順番で家庭裁判所がランダムに割り振るので、
選ぶことはできないし、原則的には変更できません。

調停の手続きは家庭裁判所内の個室(調停室)で行われます。
調停室には通常2人の調停委員が待機していて、
当事者は片方ずつ部屋に呼ばれ、それぞれが調停委員と話をします。
調停官は調停がある程度進むまでは姿を現さないのが普通です。
一方の当事者が調停委員と話をしている間、もう一方の当事者は待合室で順番を待ちます。
当事者の待合室は別々なので、基本的に顔を合わせることはありません。

調停の中で離婚条件等について合意ができれば調停調書を作成して終了、
合意できない場合には調停不成立で終了、ということになります。
(ただし婚姻費用・養育費等に関しては調停で合意できなければ審判という手続きに移行します)

争いのある当事者同士のことですから、
調停は大抵1回や2回では終わらず、
1か月に1回のペースで何度か期日を重ねることになりますので、
数か月はかかる、と覚悟しておいた方がいいかもしれません。
 
author:純法律事務所, category:-, 13:59
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